パーカーポイント91点獲得。ピエール・ジモネは、1730年よりコート・ド・ブランのキュイ村でブドウの栽培を始め、1936年には自社畑のブドウのみを使用してシャンパーニュを造る「レコルタン・マニピュラン」として、活動を開始しました。二つの世界大戦の間に、本格的に自社によるシャンパーニュ造りを開始したということですが、「自社畑のユニークな個性と、各畑のすべてのブドウ樹について知り尽くしていた」先代のミシェル・ジモネ氏による情熱的な努力により、ドメーヌは現在の礎を築かれることになります。ミシェル氏はシャンパーニュ造りにおいて、ほとんど強迫観念的とも言えるほどの徹底的で完全な姿勢を掲げました。それは息子のオリヴィエ氏とディディエ氏に引き継がれ、今でもジモネ一家は手作業での醸造にこだわっているということです。ブドウは全て手で摘み取られ、伝統的な方法で搾汁されます。醸造は小さな容量タンク(25~125hl)で行われ、このことで各ブドウ畑におけるブドウの樹齢の高さや、クリマといった個性が失われることなくワインに込められるようになると言います。「ロゼ・ド・ブラン・ブリュット・プルミエ・クリュ」は2012年から販売された新しいキュヴェ。ピエール・ジモネの看板アイテム「キュヴェ・ガストロノーム」をベースにピノ・ノワールをアッサンブラージュすることで、ブラン・ド・ブランの名手であるピエール・ジモネらしさをしっかりと残した、ミネラル感にあふれたロゼが生まれたとのことです。自慢のシャルドネを92~95%、グラン・クリュのピノ・ノワールを5~8%に加えて造られるロゼ・シャンパーニュはフルーティーなノートが特長であると共に、赤い果実の香りの後、ブラン・ド・ブランのシャンパーニュの印象が強く前面に表れてくるとの評価。これが「ロゼ・ド・ブラン」を非常に魅力的なキュヴェにする要になっており、現在は「ガストロノーム」を上回る売れ行きを見せているとの事です。
ビン傷のみ。
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