ルージョ家は5世代にわたりムルソーでワインを生産してきました。村の中心部にドメーヌはあり、有機栽培で低硫黄等の最小限の人的介入で静かながらも完璧なワインを生み出してきました。畑の大部分は1950年代後半に現当主ピエール・アンリ・ルージョの祖父が植樹し、1980年代初頭に彼の父が部分的に植え替えしました。18世紀の石造りの地下セラーは元々、隣接する果樹園用としてオスピス・ド・ボーヌの為に建てられたもので、19世紀にピエール・アンリの曾祖父が購入しました。2010年にピエール・アンリがドメーヌに戻って以来、栽培は有機農法を実践しています。2018年産から正式に有機認証取得予定。彼らの有機農法はブドウ畑の硫黄と銅の削減に積極的です。除草剤を使用した事はなく、2012年には全ての農薬の使用を中止しました。