シャサーニュ・モンラッシェ村のトップのひとつとして長く君臨し続けた偉大なる父BERNARD MOREYから2007年に畑を譲り受け、いきなり彗星のごとく頭角を現したTHOMAS MOREY。ベルナール・モレの息子であるヴァンサン(兄)とトーマス(弟)は偉大なる父と共にこれまでドメーヌの運営に携わってきました。弟のトーマスは以前、カリフォルニアのワイナー"Sonoma-Cutrer"で修行を積み、その間ヴァンサンは父の下でシャサーニュに残り、互いに研鑽を積んでいました。そして2007年産からベルナール所有の畑を息子達に分割し、それぞれのラベルでリリースする事となりました。父のベルナール氏はこれまで通りワイン造りに携わり、息子たちの手本として、また良きライバルとしてその手腕を振るいます。同銘柄で異なるラベルは相続した区画が異なるからです。共にモダンでスタイリッシュなラベルもさることながら、互いの方向性に関しても今後の動向が注目されています。